内容説明
第一次大戦中に息子2人を残し、27歳で戦死したマッケ―その詩情ゆたかな色彩の世界。
目次
第1章 初恋がいちばん(メシェーデからルール地方ライン河畔へ;親友トゥーア、通学路の恋;カンデルン発キューピッド便;画学生修行、ジャポニズム開眼)
第2章 「天空の嵐」を疾走するとき(結婚、テーゲルンゼー湖畔の生活;ボン、最上階のアトリエ完成;ムルナウ、「青騎士」の誕生)
第3章 表現主義の表現するもの(ケルン/ボン発、ライン表現主義者展;ベルリン、総合芸術監督ヴァルデン;劇場型都市とライフスタイル;プロムナード、モード、動物園)
第4章 色彩の輝き、純粋な響き(ドローネーの色彩、光彩の菱形文様;ヒルターフィンゲン、山と湖のパラダイス;チュニジア、砂漠の風土とまばゆい光;色彩は走馬灯のように)
著者等紹介
佐藤洋子[サトウヨウコ]
東京都生まれ。早稲田大学大学院文学研究科ドイツ文学専攻修士課程修了。同大学院日本語教育研究科、ベルリン・フンボルト大学及びボン大学にて日本語・日本文化教育に従事した。比較文化を研究分野とする(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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