内容説明
小・中学校で学ぶ天文学の主な内容、星や星座の見かけの位置や動き、北極星を探し出す方法、季節ごとの星座、月と太陽、月の満ち欠けなどが24のステップで無理なく理解できる。授業では理解や納得ができなかった種々の天文現象の疑問が、天動説的な見方を中心にした分かりやすい解説で氷解すること請け合いである。
目次
星の1日の動きをとらえよう
星の1年の動きをとらえよう
星座の1日の動きをとらえよう
北極星を探してみよう
季節ごとの星座をとらえよう
誕生星座について考えよう
月と太陽を比べてみよう
月の形と動き
著者等紹介
松森靖夫[マツモリヤスオ]
1956年、神奈川県生まれ。1981年、横浜国立大学大学院教育学研究科修士課程修了。岡山大学教育学部助教授などを経て、山梨大学教育人間科学部助教授。専門は理科教育学(地学教育)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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Mr.Ouch
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本書は基礎編、応用編へとかけて小中学校レベルの理科の天文学の理解を目指している本で、基本的に天動説的な理解を中心にして話を進めているのだが、それだけでも案外高度な理解を要するものなのだと逆に感心する。時として冗長かなと思うものや、月の満ち欠けなんかはそうたが実際にサッカーボールやLEDライトを駆使した方がわかりやすいのではないかと思うようなものもないではないのだが、これだけのことがわかれば天文学はかなり身近に感じられる学問になるのではないだろうか。逆に言うと、小中学校レベルの理科でも結構なことをやっている2016/01/17