内容説明
本書は斯学研鑚30年におよぶ著者がその夥しい研究成果から表題の下に17篇の論考を撰び自ら整序編輯した社会学論集である。
目次
第1部 家族論(家族関係の基礎概念;家族の普遍性;近代家族の不安定性;現代の親子関係;在宅高齢者の生きがいと幸福感;アルペン農業を担う家族と近隣;現代家族考)
第2部 農村社会論(農村社会学における構造の概念;農村における地域の問題;農家生活の実態と展望;ムラの解体と農民像の変容;農業構造改善事業と村落―北薩一村落の事例)
第3部 コミュニティ論(地域の概念;コミュニティ・アイデンティティについて;大都市近郊におけるコミュニティ形成;コミュニティのアスペクツ;喫茶店文化論)