内容説明
自らの歩むべき道を模索しながら転職を繰り返し、業界のしがらみが強く新参者の入り込む余地の少なかった海運の世界で、山下汽船(現・商船三井)は日本郵船、大阪商船に次ぐ海運会社にのし上がる。秋山真之とも親交を深め、人材育成や学校教育に尽力した男は、いかにして襲い来る逆境に対して前へと進み続けたのか。
目次
第1章 無用な男(勉強せぇ;山下のどん亀 ほか)
第2章 有為転変(かっぽれ;独立 ほか)
第3章 身のほど(多士済々;孫文と真之 ほか)
第4章 宇和海(焼き討ち;海外 ほか)
著者等紹介
青山淳平[アオヤマジュンペイ]
1949年、山口県下関市生まれ。松山商科大学(現・松山大学)大学院修了。国家と個人のあり方をみつめた著書多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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