内容説明
白日の下に晒されたトップシークレット。零戦、隼、疾風、飛燕をはじめとする日本機を接収した連合軍は、徹底的に性能を調査研究し、機体の長所・短所を熟知して新戦術をあみだした。ドッグファイトを得意とする零戦に対しては二機一組で一撃離脱戦法を多用した。弱点を突かれた零戦は苦戦を強いられることになる。
目次
第1章 勝ち戦の陰で
第2章 修羅の南東方面
第3章 陸鷲哀歌
第4章 マリアナ諸島の海鷲
第5章 黄昏の比島
第6章 大陸の空かなし
第7章 大東亜の夢はかなし
第8章 祖国に殉ず
第9章 グリーン・クロス・フライト
第10章 異国の地に果つるも
付録 アメリカ軍による鹵獲日本機調査記録抜萃
著者等紹介
野原茂[ノハラシゲル]
昭和23年(1948年)、栃木県生まれ。デザイナー学院卒業後、写真新聞社、雑誌社勤務を経て、昭和48年(1973年)にフリーのイラストレーター、ライターとして独立。主に大戦機の作画、執筆を中心に航空雑誌、模型雑誌、書籍を活躍の場にして創作を続け、今日に至る。分冊形式のダイキャスト・モデル商品のプロデュース、ブックレットの執筆、監修なども手掛けている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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