内容説明
対戦車肉薄攻撃の要訣は、一人の肉攻手が一両の敵戦車を破壊することにある。そのためにわが軍独自の必殺体当り戦法を決死敢行するものとし、兵種を問わず全員が肉攻手となった。戦史に埋もれた陸上特攻の教育訓練と兵器資材、そして戦闘の実態を各種教範と戦例及び二八〇点余りの図版、写真から明らかにする。
目次
対戦車戦闘法
歩戦協同対戦車戦闘基礎訓練事項
対戦車戦闘教育実施上の参考
対機甲肉薄攻撃器材の説明
対戦車肉薄攻撃用器材試験
火焔発射機の取扱
対機甲部隊戦闘法
対機甲兵器資材及用法
対機甲戦闘ノ参考
対戦車戦闘(捜索・警戒・肉薄攻撃)の参考〔ほか〕
著者等紹介
佐山二郎[サヤマジロウ]
昭和22年、岡山市に生まれる。拓殖大学卒業。旧陸軍の兵器・器材を中心とした軍事技術史を研究(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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