内容説明
海軍における太平洋戦争は山本五十六を抜いては語れないが、源田実を抜いても語れない―真珠湾、インド洋、ミッドウェー、マリアナ沖、国連を賭す幾多の大作戦に際し、勝敗を左右する中核航空参謀として才能を発揮、主導した源田実の実像とは、いかなるものだったのか。その素顔にせまった異色の海軍人物伝。
目次
奇想天外
ハワイ奇襲に燃える
理想の名将
無我の境
幻の真珠湾第二撃進言
快勝また快勝
危うしインド洋作戦
乱れる連合艦隊司令部
その名も源田艦隊
東郷・秋山と山本・黒島・源田
摩訶不思議な主力部隊出動
不覚の敵情判断
山口多聞の卓見
原田流用兵の破綻
大本営の誇大戦果発表
尊師大西瀧治郎
マリアナ基地航空部隊の潰滅
最後の奇策「T攻撃部隊」
著者等紹介
生出寿[オイデヒサシ]
大正15年3月、栃木県に生まれる。海軍兵学校74期。海軍少尉。東京大学文学部仏文科卒(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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