光人社NF文庫
真実のインパール―印度ビルマ作戦従軍記

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  • サイズ 文庫判/ページ数 345p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784769829331
  • NDC分類 916
  • Cコード C0195

内容説明

「私は生死の間を彷徨い戦没者の意志によって生かされているもの」と考えて、食糧もなく兵器も弾丸もなく、後方支援ゼロ、瘴癘の戦場で山を越え、河を渡り、彷徨する弊衣を纏うた味方兵士のため、没我の境地となり、東奔西走した烈兵団五十八連隊の若き主計士官が書き綴った戦場の記録。青春苦闘の異色ビルマ戦記。

目次

第五十八連隊着任
インパール作戦発動
コヒマの攻防
雨の中の撤退
病魔との戦い
兵站病院
イラワディ会戦に敗れて
果てしなき戦旅
オンタビン駐留
終戦の報
武装解除
帰国の日

著者等紹介

平久保正男[ヒラクボマサオ]
大正8年、横浜市に出生。昭和17年9月、神戸商大(現神戸大)を繰上げ卒業、大同貿易に入社。同10月、歩兵149連隊入営。18年11月、陸軍経理学校卒業、31師団司令部付となりビルマへ。19年2月、歩兵58連隊勤務となりコヒマ進出。師団経理勤務班、山砲兵31連隊勤務をへて終戦。陸軍主計中尉。復員後の21年8月、大建産業(後の丸紅)に復職、テヘラン支店長、丸紅イラン会社副社長、ベイルート連絡所長、ロンドン支店次長をへて58年、丸紅を退職。11年、瑞宝章受章。14年BCSビルマ作戦協会会長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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shimada1986

0
インパール作戦は兵站面で破綻してはいたものの、なんとか現地調達をしながら給養を維持しようとしていたことが見て取れる。策源地に近い後方では病院等も機能しており、やはりインパール作戦は兵站面で作戦可能範囲を超えていたと思う。2019/06/23

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