内容説明
太平洋戦争末期、郷里岩手での五日間の休暇中に結婚させられた海軍パイロット。夫の出撃決定を知って、遙か鹿児島の特攻基地へと向かった新妻の悲壮な決断とは。表題作ほか故国を遠く離れたフィリピン、中国大陸で戦争に翻弄された男女の運命を鮮烈なイメージで描いた二篇を収載。名映画監督・脚本家の処女小説。
著者等紹介
松山善三[マツヤマゼンゾウ]
1925(大正14)年、神戸市生まれ。岩手医学専門学校中退。48年、松竹入社、助監督となる。脚本家デビューが先で、オリジナル第一作は54年「美わしき歳月」(小林正樹監督)。監督デビューは61年、脚本作品は映画・テレビ・舞台と1000本に近い。妻は女優の故・高峰秀子、養女は文筆家・斎藤明美。映画賞は毎日映画コンクール脚本賞、ブルー・リボン脚本賞など多数。勲四等旭日小綬章受章(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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