光人社NF文庫
連合艦隊の栄光―太平洋海戦史 (新装版)

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  • サイズ 文庫判/ページ数 301p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784769828648
  • NDC分類 391.27
  • Cコード C0195

内容説明

比類なき大海軍記者が綴る感動の太平洋海戦史―連合艦隊の死をなげきとむらう者がないのを憤り、悲しみつつ、「連合艦隊の最後」を認めた著者が、さらに年をへて、ほとばしる情熱のすべてをかけて綴った“伊藤戦史”の掉尾をかざる不朽の名著。

目次

第1章 サボ島海戦の完勝
第2章 完全勝利の内容
第3章 残る戦略問題
第4章 海空戦の初勝利(サンタ・クルーズ海戦)
第5章 タサファロンガ海戦の勝利
第6章 米英を三倍抜く
第7章 世界一の好運艦「雪風」
第8章 不沈駆逐艦の意気
第9章 不眠不休の大活躍

著者等紹介

伊藤正徳[イトウマサノリ]
明治22年、茨城県水戸市に生まれる。大正2年、慶応大学理財科を卒業。時事新報社に入社する。昭和3年、編集局長となる。その後、中部日本新聞主筆、共同通信社理事長、日本新聞協会理事長、時事新報社社長、産経時事主幹、産経新聞顧問等を歴任する。第一級の海軍記者として活躍。昭和37年4月21日歿(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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白義

11
著者の海軍三部作シリーズのラストを飾る作品で大海軍記者として知られた著者の遺作でもある。連合艦隊の最後では扱えなかった日本海軍の数少ない勝利の栄光、痛快な側面を描いたというとおり、世界に二十年先んじたと言われる酸素魚雷の開発史やソロモン沖海戦初期の華々しい勝ち戦、そして奇跡の駆逐艦と謳われた雪風の戦歴など敗戦の歴史の中輝いた光の側面に光を当てている。とはいえ、さすがにソロモン沖海戦は最後の敗北までガッツリやっているし、勝ち戦の部分すら採点は甘い。著者の最後の文章が雪風の戦後で締められているのはしんみりする2016/01/22

ぱぱみんと

0
名著といわれているものを、遅ればせながら、読んでみました。やはり、読んでよかったです。日本海軍の活躍する姿が包括的に描かれていて、イメージがつかみやすかったことや、何より海軍の心意気が伝わってくるようでした。2016/03/29

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