内容説明
大空を雄飛するパイロットにあこがれて海上自衛隊航空学生への道を歩み始めた青二才の高校生たち。集団生活の方法を教え込まれ、訓練につぐ訓練に鍛えられ、初めての単独飛行―海自パイロットの主力である航空学生の入隊から、教育、訓練、そして実動部隊勤務の日々を描き飛行時間と共に成長する人間像に触れる。
目次
入隊教育―呉
操縦基礎課程―館山
操縦英語課程―奈良
基本操縦課程「前期:T‐34」―小月
基本操縦課程「後期:SNJ」―鹿屋
計器飛行課程「SNB」―岩国
VP課程「P2V‐7」―鹿屋
候補生勤務
飛行幹部候補生課程―江田島
P2V‐7
訓練・戦術・応急出動(救命生存訓練;対潜戦術;応急出動)
派米訓練―ハワイ
YS-11
小笠原定期
S2F-1
地上勤務
またまた地上勤務
P-2J
P-3C
またまたまた地上勤務
T-5
航空学生
著者等紹介
岡崎拓生[オカザキタクオ]
昭和15年、岐阜市に生まれる。34年、島根県立江津工業高校卒業、第3期航空学生として海上自衛隊に入隊。教育課程修了後、P2V‐7、P2J、P‐3Cの対潜哨戒機のほか、YS‐11、S2F‐1などの操縦士として勤務。飛行時間9200時間。第4航空隊司令、下総教育航空群司令部首席幕僚、第201教育航空隊司令を歴任。平成8年、退官(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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mdsch23
3
単行本を持っていましたが文庫化されたので購入して再読。著者の海自パイロット人生をユーモアと冷静さを持って語られた一代記。文章の上手さは元幹部自衛官の中でもトップクラスだと思います。なお著者はC-130R導入で話題のYS-11M輸送機パイロット勤務をされていた時の話しも出て来ます。どういった任務に従事しているのか、垣間みる事が出来て興味深いです。2011/12/24
維新の里の油搾り係
1
YS-11での小笠原定期便やトラッカーの運用について読んだのは初めてで興味深かったメンター、SNJ、SNB、ネプチューン、P-2J、トラッカー、YS-11、オライオンと搭乗した海自航空学生出身者の自衛隊人生2012/01/28
たかひー
0
★★★2012/03/16
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