内容説明
ジェット戦闘機パイロットの一挙一動、心理状態を克明に描く迫力の臨場感―飛行四二〇〇時間余のベテラン搭乗員が自らの空中衝突体験を赤裸々に告白する話題のドキュメント。意地と度胸と技量だけが己れの生命を保証する非情の空を、その瞬間、瞬間をダイナミックに描破しジェット空中戦の実際を見事に捉える。
目次
第1章 空中衝突
第2章 墜落
第3章 ベイルアウト
第4章 落下傘降下
第5章 漂流
第6章 帰還
第7章 ことの結末
終章 付録の人生か
付 用語解説&機種寸評
著者等紹介
服部省吾[ハットリショウゴ]
昭和14年、旧満州国奉天市生まれ。昭和37年より平成5年まで航空自衛隊の戦闘機パイロットとして飛行隊長などを歴任。総飛行時間4200時間。平成5年に退官後は防衛庁防衛研究所戦史部勤務、主任研究官(外国戦史研究班長)を務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。