内容説明
第一次世界大戦の敗北から十五年、栄光のドイツ海軍復活への期待を担って建造されたポケット戦艦を皮切りに、次々に誕生した戦艦・巡洋戦艦・装甲艦。強大な英海軍との戦いで堅牢さと攻撃力の高さを証明しながらも、ヒトラーの“不信”と“指導”によって悲劇的な最期を迎えた七隻の戦いの生涯を描くドイツ戦艦物語。
目次
第1章 児童福祉か戦艦か―海軍再建と戦艦建造計画
第2章 「戦艦の役割は砲撃することだ…」―ポケット戦艦の活躍
第3章 国旗の名誉のために死ぬ―「クラフ・シュペー」の最期 ラプラタ沖海戦
第4章 「友人として来たのです」―ノルウェー侵攻作戦
第5章 「非の打ちどころなし」―大西洋の大戦果 ベルリン作戦
第6章 「奮闘ノ功ナルコトヲ祈ル」―「ビスマルク」の最期
第7章 ケルベロス―ライオンの尻尾を捻じった犬―イギリス海峡突破作戦
第8章 「海では私は臆病者だ」―ムルマンスク船団攻撃
第9章 「弾丸ノ尽キルマデ戦ウ」―ドイツ戦艦最後の戦い
著者等紹介
グレイ,エドウィン[グレイ,エドウィン][Gray,Edwyn]
ロンドン生まれ、ロンドン大学卒。1953年から英・米・豪の一流誌に主として海軍に関する短編物語や論文を発表。1971年に第1次世界大戦における英潜水艦について書いた「忌わしい非英国的兵器」(A Damned Un‐English Weapon)を処女出版し、引き続いて第1次大戦下のUボート戦その他を題材に数編の作品を発表
都島惟男[トシマタダオ]
1933年生まれ。福岡県出身。酒類食品会社勤務を経て、現在は自由人
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感想・レビュー
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