内容説明
加速力、上昇性能、武装でライバル機を圧倒した名戦闘機。設計者クルト・タンクが心血を注いで完成させたドイツ高性能戦闘機の実力。フォッケウルフFw190はいかに誕生し、変遷をかさねたのか。秘蔵写真、図面、データを駆使してFw190A/F/Gの性能を明らかにする。
目次
第1章 Fw190各型開発史(原型機Fw190V;Fw190Aシリーズ;Fw190Fシリーズ;Fw190Gシリーズ;Fw190Sシリーズ;ユンカース「ミステル」)
第2章 Fw190A/F/Gメカニズム解析(機体一般構造;エンジン;操縦室;降着装置;諸装備;兵装;無線機、レーダー;カメラ装備)
第3章 Fw190A/F/Gの戦歴(“欧州のモズ”現わる;“海峡航空団”のモズたち ほか)
第4章 Fw190の塗装・マーキング(戦闘機迷彩の変転;グラウ系迷彩への移行 ほか)
著者等紹介
野原茂[ノハラシゲル]
昭和23年(1948年)、栃木県生まれ。デザイナー学院卒業後、写真新聞社、雑誌社勤務を経て、昭和48年(1973年)にフリーのイラストレーター、ライターとして独立。主に大戦機の作画、執筆を中心に航空雑誌、模型雑誌、書籍を活躍の場にして創作を続け、今日に至る。分冊形式のダイキャスト・モデル商品のプロデュース、ブックレットの執筆、監修なども手掛けている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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