内容説明
なぜオートバイは戦後荒廃した日本の中でいち早く世界一の生産量を手に入れることができたのか?今なお技術と生産量で世界一に君臨できているのか?発売当時、爆発的人気を呼んだCB750Fから世界最速スーパーブラックバードまで、多くのフラッグシップ・モデルの開発を手がけたプロジェクト・リーダーが明かす、誕生までの幾多の苦悩。混沌とする現代にこそ読み解きたいファン必携の書。
目次
第1章 バイク開発者になる夢
第2章 再びチャンピオンの夢を追って=RCB1000
第3章 ノルマンディ上陸作戦=CB900F/750F
第4章 伝説の名車=CB1100R
第5章 世界ナンバーワンの座を賭けて=V4マシン
第6章 アメリカン・ツアラーの最高傑作=GL1500
第7章 再高のツアラーを目指す=ST1100
第8章 史上初、楕円ピストン内燃機関=NR750
第9章 最高性能バイクの夢=スーパーブラックバード
著者等紹介
山中勲[ヤマナカイサオ]
1945年浜松市に生まれる。浜松工業高校卒業と同時に本田技研鈴鹿製作所に入社、その10年後にバイク開発部門である本田技術研究所に転勤を果たす。ここでフラッグシップと言われるバイクを多数生み出した。1981年より数々のフラッグシップのLPL(開発総責任者)を経験し、その後、主任研究員を経て上席研究員となる。2005年定年退職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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