ルソン戦線 最後の生還兵―マニラ陸軍航空廠兵士の比島山岳戦記

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  • サイズ B6判/ページ数 255p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784769814337
  • NDC分類 916
  • Cコード C0095

内容説明

ルソン北部の密林下、何度も生死の境を乗り越えた一日本兵の過酷な戦争。マラリア、アメーバ赤痢が蔓延し、米軍の砲爆撃に晒された山岳地帯で、最期まで戦い抜いた兵士の証言。力尽きて斃れた戦友たちのレクイエム。

目次

プロローグ 最期の弔砲
第1章 馬尼刺航空廠への道
第2章 長距離砲の砲声
第3章 密林の中の敗走
第4章 日本軍の降伏
第5章 捕虜収容所
第6章 望郷の日日
エピローグ 懐かしき故郷

著者等紹介

高橋秀治[タカハシヒデジ]
大正9年12月、島根県松江市に生まれる。昭和17年6月17日、現役兵として中部第96部隊に入営。12月31日、ニューブリテン島ラバウル上陸、第22飛行場大隊に赴く。昭和18年1月4日、18号作戦のためラバウルを出港、8日、ニューギニア島ラエに上陸。ラエ飛行場勤務。6月1日、上等兵。9月16日、豪軍が上陸し転進のためラエを出発。10月17日、サラワケットを越えキアリを経てマダンに到着。11月22日、中支那主計下士官候補者隊(南京)入隊のためニューギニア島ウエワク港出発。昭和19年1月17日、南京成賢部隊に到着。2月5日、マラリアのため南京第一陸軍病院に入院、3月10日退院。5月31日、教育終了、6月1日、主計伍長。6月10日、原隊復帰のため上海港出発、15日、高雄港上陸。20日、屏東飛行場を出発しマニラ飛行場到着。第4航空軍経理部営繕科附。昭和20年4月7日、マニラ航空廠附。7月14日、第百五師団経理部附。7月15日、主計軍曹。9月14日、武装解除、カランバン地区収容所に入所。昭和21年10月8日、マニラ港出港、17日、名古屋上陸。20日、復員証明を受け除隊。平成19年1月28日没(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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