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第四航空軍の最後―司令部付主計兵のルソン戦記

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  • サイズ B6判/ページ数 258p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784769814085
  • NDC分類 916
  • Cコード C0095

内容説明

昭和18年8月、ラバウルで編成された四航軍も、ニューギニア、フィリピンと撤退をつづけ、特攻隊員を送り出した軍司令官の台湾脱出の後、昭和20年2月、解体される―中支那主計下士官候補者隊での教育を経てマニラに赴いた司令部付主計兵が見た四航軍始末記。空に海に陸に散った下級兵士たちの無念。

目次

プロローグ マニラ初空襲
第1章 新戦場への出征
第2章 バシー海峡の航跡
第3章 第四航空軍司令部
第4章 二人の将軍の真実
第5章 バレテ峠の死闘
第6章 去る者と残される者
第7章 マニラ湾の落陽
エピローグ 生と死の分岐点

著者等紹介

高橋秀治[タカハシヒデジ]
大正9年12月、島根県松江市に生まれる。昭和17年6月17日、現役兵として中部第96部隊に入営。12月31日、ニューブリテン島ラバウル上陸、第22飛行場大隊に赴く。昭和18年1月4日、18号作戦のためラバウルを出港、8日、ニューギニア島ラエに上陸。ラエ飛行場勤務。6月1日、上等兵。9月16日、豪軍が上陸し転進のためラエを出発。10月17日、サラワケットを越えキアリを経てマダンに到着。11月22日、中支那主計下士官候補者隊(南京)入隊のためニューギニア島ウエワク港出発。昭和19年1月17日、南京成賢部隊に到着。2月5日、マラリアのため南京第一陸軍病院に入院、3月10日退院。5月31日、教育終了、6月1日、主計伍長。6月10日、原隊復帰のため上海港出港、15日、高雄港上陸。20日、屏東飛行場を出発しマニラ飛行場到着。第4航空軍経理部営繕科附。昭和20年4月7日、マニラ航空廠附。7月14日、第百五師団経理部附。7月15日、主計軍曹。9月14日、武装解除、カランパン地区収容所に入所。昭和21年10月15日、マニラ港出港、17日、名古屋上陸。20日、復員証明を受け除隊。平成19年1月28日没(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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