内容説明
司馬遼太郎は日露戦争をどう描いたか―明治人の凛とした勇気と気概を克明に描きあげた戦後文学の金字塔『坂の上の雲』を、独自のキーワードで読み解く明快、納得の一冊。
目次
プロローグ 日露戦争は世界史の奇蹟
1 日露戦争の真の主役を読み解く
2 日露戦争の世界史的意義を読み解く
3 日本軍人の武士道精神を読み解く
4 日露戦争の四大会見の意義を読み解く
5 日露戦争の将帥の条件を読み解く
6 日露戦争のロシアの敗因を読み解く
7 日露戦争の日本の勝因を読み解く
8 明治という時代の精神を読み解く
エピローグ 楽天主義に彩られた明治の群像
著者等紹介
北影雄幸[キタカゲユウコウ]
東京都新宿区出身。昭和46年、早稲田大学卒業。若き頃より短歌の道を志し、日本語の美しさを学ぶ。平成年代に入り、「男の生きざま」をテーマに、武士道と軍人精神の究明に傾倒し、関連書籍の出版を重ねる
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