内容説明
最強の陸上戦闘マシン「戦車」が、作戦上どのような戦いを繰り広げたかを、各国戦車兵たちの証言と共に活写した戦車戦における戦闘詳報。
目次
世界最初のタンクバトル―一九一八年四月二四日ヴィレル・ブレトニューの戦い
ポーランド電撃戦―一九三九年九月一八日~一九日カンピノスの森の戦い
消え失せたフランス機械化部隊―一九四〇年五月一三日ジャンブルーの戦い
フランス戦車師団を襲った最悪の出来事―一九四〇年五月一五日フラビオンの戦い
「ロンメル戦車師団」アラスの危機一髪―一九四〇年五月二一日アラスの戦い
マチルダに踏み潰された独裁者の欲望―一九四〇年一二月九日ニベイワ砦の戦い
西方砂漠に埋没したイタリア戦車隊―一九四一年二月六日~七日ベダ・フォームの戦い
北アフリカの要衝“トブルク”陥落せず―一九四一年四月一一日~五月四日トブルク攻防戦
八八ミリ高射砲が挑んだ熱砂の対戦車戦―一九四一年五月一五日~六月一七日ハルファヤ峠の戦い
橋頭堡を封鎖したさまよえるKV戦車―一九四一年六月二三日~二六日一両だけの戦い〔ほか〕
著者等紹介
斉木伸生[サイキノブオ]
1960年、東京生まれ。早稲田大学政治経済学部卒。同大学院法学研究科修士課程修了、博士課程修了。経済学士、法学修士。小学校時代から戦車などの模型にはまる。長じては戦史や安全保障の問題にも興味を持ち、国際関係論を研究。研究上はソ連・フィンランド関係とフィンランドの安全保障政策が専門。軍事・兵器に関しては陸海空に精通。とくにソ連軍兵器と世界の戦車のエキスパート
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