リフレは正しい―アベノミクスで復活する日本経済

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リフレは正しい―アベノミクスで復活する日本経済

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  • サイズ B6判/ページ数 230p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784569809304
  • NDC分類 338.3
  • Cコード C0033

出版社内容情報

好転しない世界経済。その元凶はなんなのか。そんな中、金融緩和競争が始まっている。日本はどうすべきなのか。一刻の猶予もない。

目次

序章 アベノミクスとは何か
第1章 金融緩和競争に乗り遅れた日本
第2章 アベノミクスの金融政策
第3章 増税する前に名目成長率を上げよ
第4章 減速する世界経済
第5章 緊縮財政だけでは国がもたない

著者等紹介

岩田規久男[イワタキクオ]
学習院大学教授。1942年生まれ。東京大学経済学部卒業、同大学院修了。上智大学経済学部教授を経て、98年より現職。著書に『昭和恐慌の研究』(編著、第47回日経・経済図書文化賞受賞、東洋経済新報社)ほか多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

壱萬参仟縁

20
去年の3月に出た本なので、 今の状況とまた違っていると思う。 (本書には失礼を承知で、友達に言うように書く。) 日本が世界貿易で勝てない理由は、 ドルで日本製品を売る場合、 46%高く買ってもらわないといけないので、 韓国に負けたという(62頁)。 円高だと思っていたが、それだけではないようだ。 今は円安になってきたが、 ガソリン高いし、物価が増税で余計高くなった。 毎日が不安でいっぱいだ。 こんなんで景気回復なんてできるのか? 2014/04/10

denz

7
90年代初頭から日本銀行の金融政策を批判し続け、ついにその論敵たる日銀の副総裁に就任した著者。日銀が自らの不謬性を維持するために採り入れた人口減少論やIT化、グローバル化をデフレの原因とする説を批判し、政策目標の明確化と他の国並みの金融緩和の強調により、市場の「期待」に働きかけるレジーム・チェンジを主張する。本日の日銀の政策変更は、本書において既にほぼ述べられており、今日の市場の反応は上々であった。今後の「リフレ派」の課題は、消費増税を延期させ、いかに今の回復基調を本格化させるか、ということにあるようだ。2013/04/04

ころこ

4
来年3月で日銀副総裁の任期が終わる著者が、主任直前に出版したリフレに関する著作です。当時、人事の承認が国会で割れた様に、論者によってリフレは未だに大きな意見の隔たりがあります。恐らく否定派の理由は、①実質が伴わないインフレは危険である②円安誘導は長期的に日本の強みを損なう、③資本市場が混乱する、④バブルの再燃になる、⑤日銀のBSが毀損される、⑥出口戦略が明確でない、ではないでしょうか。それらに対して、①実質の伴った経済成長を行いやすいように、民間投資の資金調達コスト(実質)が適度に低く維持されるように金融2017/08/20

きよにやコータロー

3
増税問題に際して岩田規久男さんの作品を読了しています。日銀副総裁、大学教授の金融政策のトップランカー岩田先生のアベノミクス問題等への考察。

Yasu

3
この本とは真逆のタイトル「リフレはヤバい」と合わせて読むと、余計に面白い。 内容は理解できたが、ただ全体的に「かなり」とか「ある程度」とか抽象的な形容詞が多く、できればもっと具体的な数値で示して欲しかった。 個人的には「リフレはヤバい」に軍配!2014/03/15

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