内容説明
日本軍の通信解析、暗号解読、鹵獲文書等から得られた情報は“特別情報”として1941年、コード名『ウルトラ』と名付けられた。本書は、ワシントン国立公文書館に残された29万908通におよぶウルトラ情報をもとに、情報部スタッフのミステリアスな活躍の内側に迫り、何故に日本軍は情報戦に敗れたのかを探り、情報戦という現代において最も重要なパートにスポットを当てた衝撃の書である。
目次
極東の災厄―真珠湾
東方の災厄―シンガポール
珊瑚海海戦
ミッドウェーの対決
ガダルカナル―サボ島から東ソロモン
ガダルカナル―“魚雷交差点”と“鉄底海”
墜ちた孔雀―山本長官の待ち伏せ
ソロモン諸島
潜水艦戦―“丸”暗号の解読
環礁の戦い〔ほか〕
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