内容説明
盲ろう二重障害を抱え世界初の大学教授に。「苦悩」の意味を問い、「絶望」を「希望」に変える“生きる”エッセー!
目次
1 美しいことば(「光」と「音」を失って;せいいっぱいがんばれや ほか)
2 せつなさと美しさと(父の夢;しっかり生きる ほか)
3 命が美しいのは(桜は散っても;ことばよりも ほか)
4 ことばは光(対談・自分を主語にして生きる;点字・指点字について―知性の輝きと心の豊かさ提供する「命のことば」)
著者等紹介
福島智[フクシマサトシ]
1962年、兵庫県生まれ。3歳で右目を、9歳で左目を失明。18歳で失聴、全盲ろうとなる。1983年、東京都立大学(現・首都大学東京)に合格、全盲ろう者として初の大学進学を果たす。1996年、金沢大学助教授、2001年、東京大学先端科学技術研究センター助教授に就任。2008年、博士号を取得し同大教授に。研究分野は障害学、バリアフリー論。社会福祉法人全国盲ろう者協会理事、世界盲ろう者連盟アジア地域代表(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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