内容説明
東条内閣の幕を引き、和平の扉を押し開く。軍縮の父・加藤友三郎の薫陶をうけ軍政家として手腕を揮い。時局の収拾に優れ、天皇の信任厚き海軍大将。首相の任につき二・二六事件の惨劇を乗り越え忠誠一途、軍縮と和平に徹した明治の男の気慨を綴る九百枚。
目次
序章 江田島の松林
第1章 雪明かりの朝
第2章 天皇の怒り
第3章 苦悶と思惑
第4章 金筋の跡
第5章 勝者の苦渋
第6章 日本海海戦
第7章 決断の提督
第8章 暗闘の狭間で
第9章 因縁の和合
終章 変転の宿命
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