内容説明
キャタピラの音を轟かせ、土けむりをあげて驀進する頼もしきタンク野郎たちのフンセンの日々。地上戦の主役たちの実像を機甲将校が綴るイラスト・エッセイ。
目次
歌で綴る戦車史
戦車の草分けは？
国産戦車の誕生
ディーゼルエンジンの採用
国産戦車の初陣
戦車部隊の増設
昭和の軍神・西住戦車長
異彩を放った戦車将校
戦車士官候補生、見参
若獅子、少年戦車兵
機甲兵の誕生
大戦前夜の機甲戦〔ほか〕
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
高木正雄
2
マレー・シンガポール戦車戦記よもやま話といった感じ。太平洋戦争開戦後、他に華々しく活躍したのは一号作戦ぐらいだろうから仕方ないのだろう。車内では家族的な団結があるようで、海軍の潜水艦のようなものだろうか。満州の石頭で開かれた戦車第一連隊の創立記念祭で皇室への不敬問題が発生したというが気になる。向田、藤田両連隊長の話は興味深かった2025/08/27
