内容説明
１９４３年秋、ミゼット潜航艇Ｘ１２号の攻撃班指揮官ポール・エバラード大尉は、北の果てのフィヨルドに潜むドイツ戦艦戦隊を奇襲すべく、極秘裡に出撃した。それは、北海の補給路の安全を確保するため、ぜがひでも成功させたい作戦だった。途中、僚艇を失い、トラブルにみまわれながらも峡湾へと潜入する。一方、父親のニック・エバラード大佐は、巡洋艦カリオペー号を指揮し、輸送船団を護衛して北上を開始していた…。はたして、エバラード父子の運命は…。海の勇者の冒険ロマン／大河シリーズ完結。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
鐵太郎
7
1943年9月、ポール・エバラード海軍義勇予備隊大尉（昇進）は、ミゼット潜航艇X12号で訓練中です。目標は、フィヨルドに隠れ潜むドイツ大型艦。かつてポケット戦艦と呼ばれた装甲艦リュッツォー号、巡洋戦艦シャルンホルスト号、そして大戦艦ティルピッツ号。さあこの顛末は。 ・・・そして、エバラード家のさまざまな人々の運命が描かれ、終幕となります。 2011/02/20
