内容説明
男と女、部下と上司、親と子などで、人間関係がうまくいかない、良好な関係がきずけない。それは、対人関係からくるストレスに対処する方法を知らないから。本書では、プロカウンセラーが、身を守り自然体で相手に接するための考え方と話し方を実用心理学の面から展開します。ストレスを乗り切るスベがわかる本。
目次
プロローグ ストレスとどうつき合うか
1章 男と女がわかりあえる心理テクニック
2章 上司とうまくつき合う心理テクニック
3章 できる上司になる心理テクニック
4章 うつにならないための心理テクニック
5章 子どもとの関係がよくなる心理テクニック―低学年の子をもつ親としてできること
6章 思春期の子どもとつき合う心理テクニック―イライラ感をどう解消させる
7章 将来の不安とつき合う心理テクニック―大学生の子をもつ親としてできること
著者等紹介
楡木満生[ニレギミツキ]
立正大学心理学部長・教授。臨床心理学者。専攻は発達心理学。博士(医学)。1938年、栃木県生まれ。東京教育大学理学部卒業。米国ミシガン州立大学院修了。自治医科大学、お茶の水女子大学教授を経て、現在立正大学で教鞭を執る。長年のカウンセリングの経験を活かして、青少年や家族、職場における生きがい観の問題に取り組んでいる。上級産業カウンセラー、日本産業カウンセリング学会副会長、スーパーバイザー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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かず
42
★Audible。「人づきあいの技術」の指南書のはずだが、全体を通して「上司が若者に対する心配りのしかた」に偏っている。しかも、現代の若者を見下し、否定している感がひどい。「今の若い人は…」この手の理論は多少は事実もあるだろう。しかし、それを発信する者は、自身や周辺の経験を美化しすぎないように公正中立を心がけて、「時代の変化」に対して感性を研ぎ澄ます努力をしているのか、たいへん疑問に思う。失礼ながら「今の若い人は」という意見に希望を感じたことがない。「人づきあいの技術」をもっと語ってほしかった。2017/12/04
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