MES入門―ERP、SCMの世界と生産現場を結ぶ情報システム

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  • サイズ A5判/ページ数 316p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784769361329
  • NDC分類 509.6
  • Cコード C2034

内容説明

本書では欧米を中心に急成長し続けているMESの概念と役割について、多くの図表と具体的な実例を用いて解説。また、MESが製造業における永遠の経営課題である品質・量・納期・コストの改善にいかに貢献できるか述べる。

目次

第1章 MESとは何か―失われた環を求めて
第2章 MESで何ができるのか―機能とねらい
第3章 MESを中核とした垂直結合―プロセス産業の事例から
第4章 日本企業とMESパッケージ―導入の進め方と留意点
第5章 さまざまな業界におけるMES―業界特性と導入事例
第6章 中小製造業とMES―生産現場と生産管理の情報化

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

まるす

3
トレンディドラマのような物語がついていて面白い。製造関連の経験がない私が現場の問題をイメージする助けになった 。20年以上前の本だが、基本的に目指しているものはそこまで変わっていないのではないかと思いながら読んだ。特に最近のベンダーのカタログと本書の記載内容が重なる部分は変わらずシステムとしての需要がある部分なのだろう。筆者のうちの一人のブログに類書の続刊がなく最近でも読まれているらしいと書かれていた。門外漢のため流し読みになってしまった箇所も多いが、MES周辺を概観するのに役立ったと思う。2023/09/04

Sean

3
ERP/SCMシステムとDCSは存在したが、それぞれ計画指向のビジネスとイベント駆動指向の製造制御の中間を扱うシステムは存在しなかった。90年代後半から欧米でMESが台頭し、制御層のリアルタイムデータベース、品質管理データベース、設備保全データベースもMESパッケージの一部として含まれている。 自動化検討においては、MESのパッケージ選定が重要であり、プロジェクトの進め方も大まかに書いてある。注意点としては本書は2000年代の書籍であり最新の情報や(システム導入やプロマネの)知見は古い可能性があること。2023/02/24

Iron Patriot

3
ディスクリート型とプロセス(連続)型でのMESA Internationalの11の機能の適用の違いについて理解できた。MES関連で体系的にまとめられた本は、これと「図解 MES活用最前線―実践事例でわかるMES(製造実行システム)導入のポイント」あたりしか見つからないので、貴重な資料である。 2018/11/18

Super Phoenix

2
ERP側の担当として、MESとのシステム連携を検討している中で読んでみた。MESの基本的なことが理解できた。2018/12/02

Hiroshi Obara

2
かなり概略の解説しかないが入門としてはこれでいいのだろう。 現場で使うにはもっと調査が必要だ。2016/11/27

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