出版社内容情報
産めない女性は母になれないのですか?
代理出産「最高裁判決」までの道のり。
戸籍の表す「家族」と、私たちの思う「家族」は違う。
「出生届」不受理問題をめぐり、自ら綴った法廷ヒューマン・ドキュメント。
内容説明
産めない女性は母になれないのですか?「出生届」不受理問題をめぐり自ら綴った法廷ヒューマン・ドキュメント。
目次
第1章 東京家庭裁判所への陳述書
第2章 判例ドラマ
第3章 たらい回し回顧録
第4章 家裁審問に期待
第5章 燃えてきた向井
第6章 東京高等裁判所への陳述書
第7章 高裁判決へ
第8章 富士山の五合目
第9章 身体からの悲鳴
第10章 最高裁判決を待ちながら
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
再び読書
27
日本の司法に矛盾を感じる。40年も前の判例が未だ罷り通る、怒りを通り越して呆れる。最近の進歩の速度からすると昭和37年の判例など明治または江戸時代並みの変化を遂げてる。役人、特に法務局の思い上がりが、怒りを更に高める。てめえの嫁が、子供が産めなくなっても人でなしの言葉が出てくるのか?と、人の税金で暮らしている癖にどの面がそんな言い方が出来るのかと思う。日本の良いところは八百万の神を信奉している事では無いのか?日本の企業 は世界に冠たる技術を持っている企業が多いが、官僚は最低レベルの人が残念ながら多い。2018/01/06
ゆうゆう
2
子宮がんでお子さんを亡くしたあと、高田さん家の一家はこんなふうになっていたのかぁ。双子の男の子はにぎやかだろうな。予防接種とか、健診とか、保険証とか、実生活でこれってどうよ?の素朴すぎる疑問をクリア出来たのかしら。今は。法律って難しい!2013/12/23
siosaiyobu
1
日本では代理出産は市民権を得ていない2017/06/04
えんもん
1
向井さんをずっと応援してた。夫の遺伝子を残したいと思って何が悪いよ。遺伝子至上主義? それが生き物ってもんだろ。と。そこを批判できる人は、何も苦労を知らない幸せな人なのね・・・。と。でも、戸籍の変更とか、その辺になると、「私が不妊治療カップルの手本に・・・」って気持ちが強く見え、とてもおこがましいと思った。 不妊治療している人の為じゃなく、自分の為でしょう。たたかれているから、正当化するために 最もらしい(世間体が良い)理由付けをしている気がしてならない。 2011/10/12
100分
1
内容が濃い本でした2009/04/26
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