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内容説明
私たちは、食品、化粧品、医薬品、工業製品の原料といった、実に多くの粉体と関わり合いながら生活している。しかし、ごく身近なところで利用されているにもかかわらず、その特性については的確に把握されているとはいいがたい。本書では、粉体技術の概略をカバーしつつ、先端的な技術や現時点における問題点について解説する。
目次
第1章 粉体工学の基礎知識(日常品と粉体;粉体の基礎物性;粉体の特性 ほか)
第2章 さらにこまかく―ファイン化技術(微粉化によって現れる性質;粉体のこまかさと製造方法の限界;こまかさの限界と測定方法の限界 ほか)
第3章 粒子の複合化技術(多機能化、複合化とは?;粒子の表面改質と複合粒子の製造法;複合材料の応用例)
第4章 これからの粉体技術(粉体の特性をもっと増大させるために;粒子機能化への展開;複合化粒子製造プロセスの系統図 ほか)
著者等紹介
羽多野重信[ハタノシゲノブ]
三重県立四日市中央工業高校化学工学科卒業。名古屋大学工学部文部技官を経て、現在、同大学大学院工学研究科分子化学工学専攻先任専門技術職員
山崎量平[ヤマザキリョウヘイ]
横浜国立大学工学部化学工学科卒業後、名古屋大学大学院博士課程修了。名古屋大学工学部助手、東京大学工学部助教授を経て、現在、富山大学工学部物質生命システム工学科教授
浅井信義[アサイノブヨシ]
同志社大学大学院工学研究科工業科学専攻修士課程修了。名古屋大学工学部化学工学教室文部教官助手を経て、現在、(株)マキノ取締役経営企画室長。工学博士
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