内容説明
あくなき研究者魂。日本半導体産業のリーダー役を果たした著者の足跡に、企業経営・研究開発・技術開発の未来を学ぶ。
目次
第1章 基礎を築く(トランジスタ発表の年、数学に打ち込む;高木純一教授の講義で初めてトランジスタを知る ほか)
第2章 半導体の研究を始め、工業的重要性に目覚める(電気試験所に入所、半導体研究を始める;鳩山道夫さんに手ほどきを受ける ほか)
第3章 超高性能電算機・サンシャイン・超LSIプロジェクト歴任(超高性能電算機プロジェクトスタート;「電子ビーム露光特許」は工技院で第六位 ほか)
第4章 研究成果は国内外へ(TI社からショットキTTLの特許実施料の支払い;185ナノメートル光による新しい光CVD ほか)
第5章 研究のまとめと次の挑戦へ(強誘電体メモリのスケーリング則提案;IEDMのプレナリーセッションで招待講演 ほか)