内容説明
いつもまどがしまっていて、にわはぼうぼう。なんだかぶきみなへんな家。「のぞきにいこうよ!」子どもたちが出会ったのは?あたたかな思い出やゆたかな時間が動き出す、新たなはじまりの物語。イタリアで活躍中の絵本作家、初めてのオリジナル絵本。
著者等紹介
はせがわまき[ハセガワマキ]
1976年、大阪生まれ。1999年にミラノ、ブレラ美術学院に留学して以来、ミラノ在住。小さい頃からの絵を描くことへの情熱と本への愛をもとに、絵本の制作を中心に、水彩や色鉛筆でイラストを描いている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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anne@灯れ松明の火
15
新着棚で。優しい表紙絵に惹かれて。荒れ果てて、幽霊屋敷と言われている公園通りに建っている家には、おじいさんがひとりで住んでいた。怖いもの見たさで覗いた子どもたちを追いはらうおじいさん。でも、飼い猫が中に入ってしまい、追いかけた女の子は……。いつしか交流することになり、彼らの様子に温かい気持ちになった。はせがわさんは、イタリア・ミラノ在住のイラストレーターだそうだ。自身で文と絵を担当した、初めての絵本。2024/12/08
らんどるる
1
図書館本。一人で暮らすおじいさんを子どもたち+ねこが、外に連れ出した話。翻訳物かと思ったが日本人の作家さん。留学してミラノに住みイタリアで絵本を描いているとのこと。体験から描かれたのかな。(4分半)2025/05/20
NOYUKI
0
幸せな老後?の時間なのかな。宝ものに囲まれて過ぎていく静かな時間。かつての愛する人と会話する閉じた空間。でも、健康ためにもたまには陽の光を浴びたほうがいいよねー。ふふ。2025/04/17
nago
0
こうえん通りに一人で住むおじいさんを、こどもたちが気にかける。ちょっとしたきっかけから、いい方向に向かうことってあるなあ。2025/01/15