ヤングチャンピオン烈コミックス ＤＲＡＷ魔女の眠る海で 〈１〉

阿倍野ちゃこ/奥瀬サキ

秋田書店（2014/09発売）

• サイズ コミック判／ページ数 200p／高さ 19cm
• 商品コード 9784253256117
• NDC分類 726.1
• Cコード C9979

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[exsoy]

ドロウが『DearS』のレンに見える

2018/07/14

[袖崎いたる]

意味深長な見せ方で進められている物語の筋に関してはこの一巻からはなんともいえない。次が読みたいという切迫性もない代わりに、もう続きは読まなくていいやという感情もない。しかし作品の風景はよかった。海辺の町のどこか透明な空気感覚や、海風と波音を感じながらもまるで静止しているかのような時間のなかで展開するボーイ・ミーツ・ガールは、それだけでどこか切ない。それに読者は冒頭で提示された〝一年後〟という視点によって〝この一年の間に君が失われる〟ことが約束されているので、常にノスタルジックな姿勢での読書が課されている。

2016/05/05

[レリナ]

この魔女の不思議な魅力ががっちりと表現されているのがいい。次巻では魔女同士のバトルなんて期待してもいいのだろうか。ちゃこ先生の独特なタッチの絵が魔女の独特な雰囲気をうまく描けていると思う。まだ序盤でどんな展開になるのか予想できないが、非常にこれからの展開が楽しみな作品。詠が主人公とどうかかわってくるのか、ドロワがどう行動を起こすのか、楽しみ。完結まで描き切ってほしい。

2014/11/29

[しぇん]

二人の魔女と出会ってしまった少年のお話ですね。物語的には魔女の退廃的で淫靡な所があるかんじなのですが、絵が綺麗で可愛らしすぎて、その効果が良くも悪くも減ってるような感じもありました。ただ、お話としては物語の背景が揃ってきて、次から話が動いていきそうなので、続きも楽しみにしたいです。

2014/09/13

[ただの猫好き]

おすすめ度６．人は選ぶだろうけど、日本風ホラーを微エロ含んで演出している。そこまで怖くないので、初心者向け。

2023/06/25