内容説明
19世紀、発明が冒険だったころ、人々は想像力を糧として大発明に挑んでいた。精緻な銅版画に描かれた奇想天外な珍発明、創造と冒険の発明史。
目次
のりもの・その他の輸送手段(歩行車;速歩車―原始自転車群 ほか)
でんき(エジソンの白熱電灯;白熱電灯の珍応用例 ほか)
光の応用(短鏡筒型反射望遠鏡;新型大望遠鏡設計案 ほか)
でんわ(グラハム・ベルの電話機;音楽演奏と電話機 ほか)
その他もろもろの珍発明(寝室用自動送風機;循環式シャワー ほか)
著者等紹介
本田成親[ホンダシゲチカ]
1942年、横浜に生まれ鹿児島で育つ。東京大学大学院博士課程修了。位相幾何学、基礎論専攻。東大教官を経てフリーランスとなり、数理哲学や科学理論関係の著述に携わるかたわら東京芸術大学大学院美術教育研究科客員講師を務める。1997年、「佐分利谷の奇遇」で第2回奥の細道文学賞受賞後、文芸作家活動に入る
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