著者等紹介
高畠那生[タカバタケナオ]
1978年岐阜県生まれ。絵本作家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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ぶち
108
もう、わけがわかりません。 海の向こうから赤くて丸いものが大量に流れ着いてきた。リーゼント風の頭をしているけれど、それはまさしく"だるま"です。ずいずいっ、ずいずいっ、と街に侵入してきます。みんなびっくりしましたが、そのうち街はだるまブームに。さらに世界中にひろがっていきました。インテリアに、仕事に、オモチャに、人も犬も集めただるまを思い思いの発想で使いこなしています。タコだってだるまをコレクションしているんです。 私も、わけがわからないまま、だるまのコレクションにはしりたくなりました。2020/11/13
いこ
95
読み友さんのレビューを拝読し、お茶を吹きましたが、実物を読んだらもっと盛大に吹き出しました。ある日、へんなリーゼントのだるまが、海から「ずいずいっ、ざざざっ」と大量に上陸してきます。4桁くらい?とにかくすごい数のだるまで、海辺の町はだるまだらけになります。初めはびっくりした人々も、次第にだるまに夢中になり・・・。そして、このだるま達は世界中に進出していきます。そんなある日、今度は空からあるものがやってきて・・・。この本はここで終わり。次へと続きます。とにかくこの愉快さ、是非見てみて!!損はさせません。 2020/11/21
ままこ
88
「あれは なんでしょう?」からはじまるとてもシュールなだるま絵本。ここもあそこもだるまだらけ。だるまが色んな使われ方をしている。みんな何故かしらだるまに夢中!続きは『まねきねこだ‼︎』へ2018/09/14
Kawai Hideki
57
娘の「だるまの絵本が読みたい」に応えて。どこかの海上でだるまが大量発生して、ドドドドドッと上陸し、人々の生活に入り込んでいくお話。おびただしい数のだるま達は、みんななぜか頭がリーゼント。上陸前にタコに捕まってしまうところ、上陸の際に昆布を頭から垂らしているヤツがいるところ、ボクシングの真剣勝負にグローブとして参加するだるま、「だるまで家を建てた人」のネット長者的な小利口な顔つき、野生のサルにも気に入られるだるまなど、すっとぼけた描写が面白い。2019/02/11
♪みどりpiyopiyo♪
57
あれは なんでしょう? ……!? ■噂の絵本を読みました。ここもあそこも だるまだらけ。しかも、なぜかロカビリー調なツッパリhair☆ なになに? なんなのー?! ■絵がとってもダイナミック&カラフルで 中身は奇想天外。ページをめくるたびに、だるまさんがあんなところにも! なんだかわからないところが面白い♪ もう、地球上のあらゆるところにだるまは溶け込んで、そしてまさかの衝撃のラスト! ■なんだかとっても だるまさんな絵本でした (=゚ω゚)ノ (2008年。2015年復刊)2019/01/12