文庫クセジュ<br> 100語でたのしむオペラ

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100語でたのしむオペラ

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  • サイズ 新書判/ページ数 163,/高さ 18cm
  • 商品コード 9784560510063
  • NDC分類 766.1
  • Cコード C1273

出版社内容情報

私にとってオペラのたのしみとは、聴くこと、観ることだけでなく「舞台がどのように創られていくか」を知ることでもある(本書より)パリ国立オペラの音楽監督が語るその魅力
 指揮者フィリップ・ジョルダンが自らの経験を踏まえ、オペラ作品が企画立案からどのような過程を経て上演にまで至るかを、多面的・総体的に語る。総譜の研究、歌手の選定、舞台背景、照明、衣装、小道具、演出、合唱、オーケストラ、練習の諸段階、総稽古、そして初日の緊張感、聴衆の反応などについて、臨場感たっぷりに語られ、オペラがまさしく総合芸術であるということがわかる。また著者が得意とする主な作品、モーツァルト『フィガロの結婚』、モンテヴェルディ『オルフェオ』、ヴェルディ『トラヴィアータ』、ワグナー『トリスタンとイゾルデ』、アルバン・ベルク『ヴォツェック』などについては、深い洞察に満ちた解釈を示している。経験豊かな現役のオペラ指揮者で、パリ国立オペラなどの音楽監督を務める著者だからこそ語ることのできるオペラの魅力をおたのしみください。

フィリップ・ジョルダン[ジョルダン]
指揮者。パリ国立オペラ音楽監督。ベルリン国立歌劇場首席客員指揮者。またベルリン・フィル、ウィーン・フィル、フランス放送フィル、スイス・ロマンド管弦楽団などに招かれて指揮している。2014?15年のシーズンから5年間におよぶウィーン交響楽団の次期首席指揮者に指名。父親は指揮者アルマン・ジョルダン。

エマニュエル・ジョス[ジョス]

武藤 剛史[ムトウ タケシ]
1948年生。京都大学大学院博士課程中退。フランス文学専攻。共立女子大学文芸学部教授。

田口 亜紀[タグチ アキ]
東京都生まれ。パリ第四大学文学博士。東京大学大学院人文社会系研究科博士課程満期退学。共立女子大学文芸学部文芸学科フランス語フランス文学コース准教授。近代フランス文学、日仏比較文化専門。

目次

挨拶
愛の二重唱
アシスタント
アリア
息づき
遺産
意思疎通
衣装
異本
『ヴォツェッタ』〔ほか〕

著者等紹介

ジョルダン,フィリップ[ジョルダン,フィリップ] [Jordan,Philippe]
指揮者。パリ国立オペラ音楽監督。ベルリン国立歌劇場首席客員指揮者。またベルリン・フィル、ウィーン・フィル、フランス放送フィル、スイス・ロマンド管弦楽団などに招かれて指揮している。2014~15年のシーズンから5年間におよぶウィーン交響楽団の次期首席指揮者に指名

武藤剛史[ムトウタケシ]
1948年生まれ。京都大学大学院博士課程中退。フランス文学専攻。共立女子大学文芸学部教授

田口亜紀[タグチアキ]
東京都生まれ。パリ第四大学文学博士。東京大学大学院人文社会系研究科博士課程満期退学。共立女子大学文芸学部文芸学科フランス語フランス文学コース准教授。近代フランス文学、日仏比較文化専門(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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trazom

3
パリ国立オペラ音楽監督で、ウィーン交響楽団の首席指揮者でもあるフィリップ・ジョルダンさんの目の付け所はさすがに鋭い。建物の見映えばかりに拘り、上演しやすさを蔑にしているシドニーオペラハウスへの痛烈な批判、オペラに字幕ができて歌手たちが発声法を磨こうという意欲が薄れることが心配など、現場からの厳しい指摘が書かれている。何より成程と思ったのは、モーツァルトで、「フィガロの結婚」と「皇帝ティートの慈悲」では、レスタティーヴォの出来栄えが全く違うという指摘。そう言われれば、まったくその通りだと納得する。2016/08/02

ヨハネス

3
著者の名前が気になったので。フィリッパジョルダーノという女性歌手は有名だけどほとんど同じ名前の男性も音楽界にいるんだなと。辞書のように「あいさつ」から「笑い~」まで五十音順に100項目の解説があります。原作の順番とは違うだろうと変なところが気になりますが、内容はとても濃くて面白かったです。バイロイト音楽祭の指揮者は観客から見えないのでラフな格好。最後の舞台上挨拶だけ正装するんだそうです。特殊な演目や演出の場合歌手の代役が利きづらく、アシスタントが舞台に乗り代役は舞台袖で歌うだって!2017/08/21

汲平

2
1項目は短いものなので、寝る前に布団の中で数項目ずつ読みました。この本の肝は現役指揮者が書いていることで、現場の臨場感が感じられる文章になっていること。オペラのチケットはとぉぉぉぉぉぉっても高くて、おいそれと観に行けないため、WOWWOWがMETのステージをテレビ放送してくれているので我慢しています。あの番組では幕間での舞台転換の様子やキャスト、スタッフへのインタビューが収録されており、本書と合わせて一層楽しんで観られるようになりました。2016/10/29

takakomama

1
著者はパリオペラ座の音楽監督。実感のこもった、舞台裏を知ることができる、オペラに関する100語の入門書。CDやDVDの技術が発達しても生演奏に勝るものはないですね。2017/04/26

みずがし

1
面白かった。指揮者による著作。オペラの基本的な事柄(※作品紹介で無い)を作る側の視点から解説しているので舞台裏を知ることができ興味深かった。1テーマで約1ページ半の量なのでテンポ良く読み進められる。専門的な用語は少なく入門者向けだと感じた。常に音の聞こえ方に気を配り、微調整を繰り返しており感心してしまった。多くの人が作品に携わっており見えない所で頑張っていると思うと感慨深い。どの舞台芸術にも言えることだが、実際に足を運んで観てみなければ本当の良さは分からないと思う。せっかくなので勉強してから鑑賞したい。2017/03/24

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