出版社内容情報
私にとってオペラのたのしみとは、聴くこと、観ることだけでなく「舞台がどのように創られていくか」を知ることでもある(本書より)パリ国立オペラの音楽監督が語るその魅力
指揮者フィリップ・ジョルダンが自らの経験を踏まえ、オペラ作品が企画立案からどのような過程を経て上演にまで至るかを、多面的・総体的に語る。総譜の研究、歌手の選定、舞台背景、照明、衣装、小道具、演出、合唱、オーケストラ、練習の諸段階、総稽古、そして初日の緊張感、聴衆の反応などについて、臨場感たっぷりに語られ、オペラがまさしく総合芸術であるということがわかる。また著者が得意とする主な作品、モーツァルト『フィガロの結婚』、モンテヴェルディ『オルフェオ』、ヴェルディ『トラヴィアータ』、ワグナー『トリスタンとイゾルデ』、アルバン・ベルク『ヴォツェック』などについては、深い洞察に満ちた解釈を示している。経験豊かな現役のオペラ指揮者で、パリ国立オペラなどの音楽監督を務める著者だからこそ語ることのできるオペラの魅力をおたのしみください。
フィリップ・ジョルダン[ジョルダン]
指揮者。パリ国立オペラ音楽監督。ベルリン国立歌劇場首席客員指揮者。またベルリン・フィル、ウィーン・フィル、フランス放送フィル、スイス・ロマンド管弦楽団などに招かれて指揮している。2014?15年のシーズンから5年間におよぶウィーン交響楽団の次期首席指揮者に指名。父親は指揮者アルマン・ジョルダン。
エマニュエル・ジョス[ジョス]
武藤 剛史[ムトウ タケシ]
1948年生。京都大学大学院博士課程中退。フランス文学専攻。共立女子大学文芸学部教授。
田口 亜紀[タグチ アキ]
東京都生まれ。パリ第四大学文学博士。東京大学大学院人文社会系研究科博士課程満期退学。共立女子大学文芸学部文芸学科フランス語フランス文学コース准教授。近代フランス文学、日仏比較文化専門。
目次
挨拶
愛の二重唱
アシスタント
アリア
息づき
遺産
意思疎通
衣装
異本
『ヴォツェッタ』〔ほか〕
著者等紹介
ジョルダン,フィリップ[ジョルダン,フィリップ] [Jordan,Philippe]
指揮者。パリ国立オペラ音楽監督。ベルリン国立歌劇場首席客員指揮者。またベルリン・フィル、ウィーン・フィル、フランス放送フィル、スイス・ロマンド管弦楽団などに招かれて指揮している。2014~15年のシーズンから5年間におよぶウィーン交響楽団の次期首席指揮者に指名
武藤剛史[ムトウタケシ]
1948年生まれ。京都大学大学院博士課程中退。フランス文学専攻。共立女子大学文芸学部教授
田口亜紀[タグチアキ]
東京都生まれ。パリ第四大学文学博士。東京大学大学院人文社会系研究科博士課程満期退学。共立女子大学文芸学部文芸学科フランス語フランス文学コース准教授。近代フランス文学、日仏比較文化専門(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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