感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Kajitt22
17
再読。モノクロの写真が良い。作家が愛したキューバコヒーマル村の漁師たちが良い。「日はまた昇る」「海流のなかの島々」を読みたくなる。2020/01/24
Kajitt22
15
初の図書館での読了本。1時間ほどが瞬く間に過ぎた。キューバでの漁師たちとの写真、アフリカ、サファリでの獲物とのツゥーショット、スペイン、闘牛士たちと酒場での写真、どれもモノクロームで切りとられたヘミングウェイの幸福な瞬間が魅力的だ。私たちは彼の最後の悲劇を知っているだけに、この輝ける日々がいっそう見るものを魅了するのかもしれない。本屋さんもよいけど、図書館にも至福の時間があった。2017/05/09
Wisteria
10
最近雑誌でフィンカビヒアの一室の写真を見て、あまりにも素敵だったのでヘミングウェイに初めて興味を持った。この写真集ではフィンカビヒアの外観や居間や客室も見れた。すごく趣味がいい。ヘミングウェイ自身も自然体の姿で写っていて、本当にキューバと海とお酒が好きなんだなぁと感じた。作品を読まねば。2017/01/06
mstr_kk
8
じつはヘミングウェイはあまりなじみのない作家なのですが、この写真集は、ヘミングウェイに対する興味を掻き立ててくれました。彼の生き方のイメージをもつことができたような気がします。そのイメージに振り回されないように気をつけながら、ちょっと作品を読んでみようと思います。2016/05/09
lovemys
3
スゴイ剥製の数(@_@)と、その事にビックリしてしまった。モノクロだけど、碧い海と青い空が感じられた。立ちながらタイプライターに向かうところとか、釣れた魚たちと満面の笑みを浮かべてるところとか、本当に魅力的なパパだなぁーと思う。戦場にいる時とか、仲間たちと語らい合うところとか、カリスマ性を感じてしまうし、仲間と酒とやりたい事をやり尽くしているように見えるけど、孤独がいつもつきまとっていたのかな。何だかシミジミと魅入ってしまった。2021/01/12