史料と旅する中世ヨーロッパ

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史料と旅する中世ヨーロッパ

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  • サイズ A5判/ページ数 264p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784623097975
  • NDC分類 230.4
  • Cコード C3022

出版社内容情報

本書は、教科書などの歴史叙述の背後にどのような史料が「隠れて」いるかに気づき、それらの史料を読み解くコツを学ぶとともに、史料に基づいた歴史像とは何かを考えるために編まれたテキスト。執筆者が「とっておきの」素材をもとに、史料を紐解き、そのおもしろさを提示することで、読者はある歴史像の背景には必ず史料が存在することを意識しつつ、歴史的な事象を多角的に考えることができる。各章は当該テーマの概説・史料と読み解き・ワークという展開で構成され、初学者も理解しやすい工夫が充実。

内容説明

本書は、教科書などの歴史叙述の背後にどのような史料が「隠れて」いるかに気づき、それらの史料を読み解くコツを学ぶとともに、史料に基づいた歴史像とは何かを考えるために編まれたテキスト。執筆者が「とっておきの」素材をもとに、史料を紐解き、そのおもしろさを提示することで、読者はある歴史像の背景には必ず史料が存在することを意識しつつ、歴史的な事象を多角的に考えることができる。各章は当該テーマの概説・史料と読み解き・ワークという展開で構成され、初学者も理解しやすい工夫が充実。

目次

序章 史料を紐解き、過去の世界に旅しよう
第1部 権威と統治(王は「強かった」のか?―ノルマン征服とウィリアム征服王―;イコノクラスムのはじまりとレオン3世―8世紀のビザンツ帝国をとりまく世界―;聖性・儀礼・象徴―中世後期チェコの国王戴冠式式次第より―)
第2部 教会と社会(辺境にみる西欧カトリック世界―13世紀スコットランドの一証書を通して―;正統と異端のはざまで―南フランスの異端審問記録にみる信仰のかたち―;魔女裁判って中世ですよね?―例話集にみる魔術と悪魔;「十字軍」とは何か?―12世紀の公会議・教会会議決議録より)
第3部 都市と農村(都市と領主の付き合い方―中世のフランドル地方をめぐって―;つながり合う都市―ロンバルディア同盟にみる「都市同盟」の意味―;都市と農村のあいだ―北イタリア・バッサーノの条例集にみる自治―;抑圧された農民?―中世ドイツの農村社会)

著者等紹介

図師宣忠[ズシノブタダ]
2004年京都大学大学院文学研究科博士後期課程歴史文化学専攻研究指導認定退学、博士(文学)。現在、甲南大学文学部教授

中村敦子[ナカムラアツコ]
1998年京都大学大学院文学研究科博士後期課程西洋史学専攻研究指導認定退学、博士(文学)。現在、愛知学院大学文学部教授

西岡健司[ニシオカケンジ]
2007年京都大学大学院文学研究科博士後期課程西洋史学専修研究指導認定退学。現在、京都女子大学文学部准教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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塩崎ツトム

15
その時代が本当はどういう時代だったのかを知るには、まあ当時の人が書いたものを読むのが一見近道だが、実際のところ紙は羊皮紙しかなくて識字率の低かった時代、文書を残せるのは特定の階級の人達に限られて、当然その階級特有のシキタリや建前に則って文書は書かれる。そんな一次資料をどういう視点で読むべきかを学ぶための、大学生向けの初歩テキスト。公証人という仕事に関するコラムが大変興味深かった。しかし最後の「さらに学ぶための文献一覧」がアイウエオ順なのはなんとかならなかったのか。2025/06/05

Go Extreme

1
史料読解と歴史的想像力 通説への問い なぜ 魂の安寧のための寄進 有力者調整力としての中世王権 イコノクラスム 聖像破壊運動 災害 天罰 神の怒り 聖性 象徴の権威 王権標識 レガリア授与 戴冠式 塗油による聖別 教会と王権の相互依存 魂の救済と教会の力 概説と史料の乖離認識 異端審問 探索と転向要請 十字軍 聖地奪還と免罪 中世都市の自治権獲得 都市コムーネ条令 自治規範 フランドル都市 君主との駆引 ロンバルディア同盟 多様な主体 複数の異なる共通利害 ペスト禍と農民地位向上 公証人記録 生活史の宝庫2025/04/27

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