出版社内容情報
西洋のヒロインは闘う女であっても日本の女性がめったに使わない「女ことば」で話していることを指摘した『翻訳がつくる日本語』の著者が、翻訳語の面白さを進化させた! 「女ことば」「男ことば」「疑似方言」といった翻訳言葉はどのような役割を果たしているのか、また逆に翻訳言葉によって日本語がどのように変化しているのかを分かりやすく解説。翻訳言葉が面白くなる日本語論。(白澤社=発行/現代書館=発売)
【目次】
第Ⅰ部 翻訳の中の「女ことば」──近づける翻訳
第Ⅱ部 翻訳の中の「男ことば」──区別する翻訳
第Ⅲ部 翻訳の中の「方言」──優劣を対応させる翻訳
第Ⅳ部 翻訳から変わる日本語
第Ⅴ部 翻訳がつくるステレオタイプ──割り振る翻訳
内容説明
翻訳ことばから日本と世界のつながりが見えてくる!女ことば・男ことば・疑似方言、これら翻訳ことばはどのような役割を果たしているのか。また翻訳ことばから日本語がどのように変化しているのか。翻訳ことばが楽しくなる新日本語論。
目次
第1部 翻訳の中の「女ことば」―近づける翻訳(外国人女性は「女ことば」で話す;なぜ翻訳では女ことばが使われるのか―言語イデオロギー)
第2部 翻訳の中の「男ことば」―区別する翻訳(西洋の若者は「翻訳版男ことば」で話す;白人は使えない「男ことば」―言語ナショナリズム)
第3部 翻訳の中の「方言」―優劣を対応させる翻訳(黒人が話す「疑似方言」;優劣を対応させる翻訳―「○○ことば」から翻訳を考える意義)
第4部 翻訳から変わる日本語(攻撃する女ことば―一九七〇年代「翻訳される言語社会」の変化;親疎で使い分ける女ことばと標準語―二〇〇〇年代「翻訳する言語社会」の変化)
第5部 飜訳がつくるステレオタイプ―割り振る翻訳(丁寧なアジア女性とカジュアルな欧米女性―人種との交差性;気さくな欧米の高齢男性―年齢との交差性)
著者等紹介
中村桃子[ナカムラモモコ]
関東学院大学名誉教授。博士。専攻は言語学。著書に『「女ことば」はつくられる』(ひつじ書房、第27回山川菊栄賞受賞)ほか(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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