安政コロリ流行記―幕末江戸の感染症と流言 仮名垣魯文『安政箇労痢流行記』翻刻・現代語訳

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安政コロリ流行記―幕末江戸の感染症と流言 仮名垣魯文『安政箇労痢流行記』翻刻・現代語訳

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  • サイズ 46判/ページ数 172p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784768479858
  • NDC分類 210.58
  • Cコード C0095

出版社内容情報

幕末に未知の感染症に襲われ多くの死者を出した大都市江戸の混乱と不安を虚実とりまぜて活写した仮名垣魯文の『安政箇労痢流行記』。本書はその原文と現代語訳を収めるとともに、当時、江戸市中で語られた感染症にまつわる流言や怪事件の記録から江戸後期の疫病観を分析した解説を併載。疫病禍に直面した江戸の人々の姿から現代の課題が浮かび上がる。

内容説明

幕末に未知の感染症に襲われ多くの死者を出した大都市江戸の混乱と不安を虚実とりまぜて活写した仮名垣魯文の『安政箇労痢流行記』。本書はその原文と現代語訳を収めるとともに、当時、江戸市中で語られた感染症にまつわる流言や怪事件の記録から近世後期の疫病観を分析した解説を併載。疫病禍に直面した江戸の人々の姿から現代の課題が浮かび上がる。

目次

巻頭言 江戸のネコ歩き―安政の魯文
序 コロリ禍の中で
1 仮名垣魯文『安政箇労痢流行記』(安政午秋 頃痢流行記 全)
2 『安政箇労痢流行記』現代語訳(はじめに―コロリ寝の夢(転寝の遊目序)
コロリ流行下の江戸(安政箇労痢流行記概略) ほか)
3 解説1 コロリ表象と怪異(安政五年のコロリ騒動;コロリはコレラに非ず ほか)
4 解説2 大尾に置かれた白沢図とその意味(神獣白沢と『白沢図』;悪夢と疫病、獏と白沢 ほか)

著者等紹介

仮名垣魯文[カナガキロブン]
1829(文政12)年江戸生れ、1894(明治27)年没。幕末から明治初期に活躍した戯作者、新聞記者。本名野崎文蔵。別号、鈍亭など。明治期の『西洋道中膝栗毛』、『安愚楽鍋(あぐらなべ)』などが代表作。また、『仮名読新聞』、『いろは新聞』などを創刊・主宰、新聞記者として活躍。「続き物」で新聞小説の土台をつくった

篠原進[シノハラススム]
青山学院大学名誉教授。専門は日本近世文学

門脇大[カドワキダイ]
1982年島根県生まれ。神戸大学大学院人文学研究科博士課程修了。専攻は日本近世文学。香川高等専門学校講師

今井秀和[イマイヒデカズ]
1979年東京都生まれ。大東文化大学大学院文学研究科博士後期課程修了。博士(文学)。専攻は日本近世文学、民俗学、比較文化論。大東文化大学非常勤講師、蓮花寺佛教研究所研究員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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