出版社内容情報
男子大学生たちの会話、ウェブサイトの書き込み、テレビCMでの「っす」言葉の使われ方を分析し、単なる若者言葉だとみなされている「っす」言葉が実にさまざまな表現を担っていることを社会言語学の視点から明らかにする、初の「っす」言葉研究書。「っす」言葉は正しい日本語ではないと思っておられる紳士淑女の皆様、本書を読めば、「っす」言葉からのぞいたワールドには思いがけず豊かな世界が広がっていることがわかります。
内容説明
「そうっすね」「マジっすか」など、ヤンキー、ガテン系、体育会系の若者ことばと言われる「っす」言葉。日常会話からメディアまで、この言葉の使われ方を分析し、その形成過程と変化していく社会的意味づけを探る。
目次
第1章 「ス体」という言葉づかい―形成過程・言語要素・イデオロギー
第2章 男子大学生の「ス」の使い方―親しい丁寧さ
第3章 メディアのことば―ことばの表象と社会変化
第4章 「ス」は丁寧語じゃないっす―ウェブサイト『発言小町』における評価
第5章 男性がテレビCMで使う「ス体」―主導的男性性の揺らぎと維持
第6章 女性がテレビCMで使う「ス体」―新しい女性性の創造?
著者等紹介
中村桃子[ナカムラモモコ]
関東学院大学教授。博士。専攻は言語学。著書に『「女ことば」はつくられる』(ひつじ書房、第27回山川菊栄賞受賞)ほか(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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