内容説明
平成の世に共振する戦国・江戸の哀愁。時代に乗る人、乗れぬ人、そのまた間隙を泳ぐ人。芸・技・合戦の、時代は移れど変らぬ人の心を説く清張さん。いま、清張文学の舞台裏が明らかになる。
目次
第1章 『小説日本芸譚』に現れた松本清張の心意気
第2章 史実に眼をこらしながら自在に飛翔する短篇の群れ
第3章 時代の過渡期を生き損ねた人々
第4章 謀略と逃亡、英雄の愚心を廻る戦国権謀の数々―作品の案内札、詞書(ことばがき)の意味
第5章 松本清張にとって江戸とは何であったか
著者等紹介
中島誠[ナカジママコト]
1930年7月2日東京生まれ。1955年早稲田大学英文科卒業
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