内容説明
科学技術の新しい潮流をヨーロッパの周縁からとらえる。5年におよぶスウェーデン、イギリスでの研究から、転換期に立つ日本を逆照する技術戦略の流れを展望する。
目次
第1章 移転から自立へ―世界のなかの技術文化
第2章 スウェーデンの技術戦略―環境・人間・情報
第3章 ウェールズの技術戦略―地域・産業・文化
第4章 ヨーロッパの展望―科学・技術・社会
第5章 ヨーロッパ技術はどこにいく―文明の未来を語る
第6章 歴史にみる「技術移転」―周縁から中心へ
第7章 終わりに
著者等紹介
里深文彦[サトフカフミヒコ]
1942(昭和17)年、兵庫県生まれ。1972年、東京大学理学系大学院博士課程修了。1973年より相模女子大学にて科学技術史を教える。1995年、相模女子大学を退職、以降スウェーデン・イギリスにて「科学・技術・社会」の研究教育にたずさわる。2000年より武蔵野女子大学にて、あらためて研究・教育にたずさわる
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