出版社内容情報
昭和の終わり―
この国の津々浦々に延ばされた
ささやかな鉄道が、その土地の生活に
寄り添い息づいた最後の時代に。
1980年代、ローカル線と地方社会の最後の記録。
日本の原風景を写した150枚超の写真。
内容説明
日本の原風景のなか、ローカル線は故郷の日々を運んだ。昭和の終わり―。蒸気機関車はもうなかったけれど。この国の津々浦々に延ばされたささやかな鉄道が、その土地の生活に寄り添い息づいた最後の時代に。若き写真家が旅してとらえた感動の鉄道風景。
目次
プロローグ 旅のたまゆら
故郷の駅
通学列車
津軽逍遙
夏の光
最北紀行
蒲原の里
最後の日々
エピローグ 記憶を刻むもの
線路の向こうに時代は巡る
著者等紹介
寺下雅一[テラシタマサカズ]
1962年、東京に生まれる。立教大学法学部法学科卒業。学生時代より全国各地のローカル線、風景、生活習俗を撮り続ける。最近では海外にも取材対象を拡げている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。