あしたの朝、頭痛がありませんように

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あしたの朝、頭痛がありませんように

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  • サイズ 46判/ページ数 224p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784768436134
  • NDC分類 493.1
  • Cコード C0036

出版社内容情報

難病の弁護士・青木志帆と、診断が確定しない新聞記者・谷田朋美。慢性疾患によるさまざまな病苦(頭痛・吐き気・めまい・倦怠感…etc)を抱えながら、なんとか「健常者」に擬態して生きてきた。そんな二人が出会い、交互に言葉を紡いでいくことで「慢性疾患の日常」が描かれていく。
「健康体」が当たり前に称揚される社会への居心地の悪さ。学校生活、就職、結婚、家族、あらゆる場で「人並み」になれないしんどさ。強さと弱さのはざまで生きる「グレーな私たち」に贈る往復書簡。

「健康体」が称揚される社会へのアンチテーゼ


【目次】

はじめに

1部 死んでいないので生きていかざるをえない
2部 回復しない人生を生きる
3部 能力主義を病苦と生きる
4部 女性であること/病気であること
5部 往復書簡を終えて

*巻末に村上靖彦さん(『客観性の落とし穴』など多数)とのスペシャル鼎談を収載!

内容説明

難病の弁護士・青木志帆と、診断が確定しない新聞記者・谷田朋美。慢性疾患によるさまざまな病苦(頭痛・吐き気・めまい・倦怠感…etc)を抱えながら、なんとか「健常者」に擬態して生きてきた二人が出会い、交互に言葉を紡いでいく。「健康体」が当たり前に称揚される社会の居心地の悪さ。学校生活、就職、結婚、家族、あらゆる場で「人並み」になれないしんどさ。強さと弱さのはざまで生きる「グレーな私たち」に贈る往復書簡。

目次

1部 死んでいないので生きていかざるをえない(私たちのこと;私たちの生存戦略;「ただ患う」が許されない)
2部 回復しない人生を生きる(「タニマー」という生き方;「病気がわかってよかったね」?;診断に変わることばと出会う;「私の病気を理解して」?)
3部 能力主義を病苦と生きる(「弱さと向き合う」居場所;「一人前」へのあこがれ;難病者がはたらくということ;「夜討ち朝駆けができない記者」だからこそ)
4部 女性であること/病気であること(何も考えないでしばらく休め;病気の女には仕事も出産も子育てもすべて「高望み」?;子どもをもうけることができなくても)
5部 往復書簡を終えて(病と障害のタニマー;「ただ患う」とは何か;すき間の座談会―グレーなままつながる場所をつくる)

著者等紹介

青木志帆[アオキシホ]
弁護士/社会福祉士。2009年弁護士登録。2015年に明石市役所に入庁し、障害者配慮条例などの障害者施策に関わる。(2023年3月に退職し、現在は明石さざんか法律事務所所属)

谷田朋美[タニダトモミ]
毎日新聞記者。主に難病や障害をテーマに記事を執筆してきた。15歳頃から頭痛や倦怠感、呼吸困難感、めまいなどの症状が24時間365日続いている。関西学院大学国際学部非常勤講師、立命館大学生存学研究所客員研究員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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けんとまん1007

44
今のこの国の一断面をスパッと見せられたように思う。医療・福祉という面だけでなく、社会の在り様にもつながる。データ重視で診断できないと対応してもらえないという言葉が脳裏に残る。先が見える(計画できる)こと、そうでないことの違いが大きすぎるのが、今の状況。視点を変えると、人が暮らすこと自体に関わることで、同じようなことが、いくつもあるように思う。ままならないことを、どう受け入れる、どうつきあっていくのか・・を考える。2025/11/13

Apollo

4
会社できりきり働いていると、「効率性」が優先度マックスな命題となる。自分が体調が悪いとき、「思うようにことが進まない」ことに苛立ちと申し訳なさを感じるのは当たり前と思っていた。ここ、ちゃんと立ち止まって考えなきゃと思う。2025/11/10

しゅんぺい(笑)

3
青木さんの「障害」と「病苦」の違いという整理に唸った。どんなときにどんなふうに役立つのかはまだわからんけど、なんとなく、障害っていう言葉の中にもいろんなグラデーションがあるんちゃうかとは思っていて、それの一つの可能性を見せてもらった感じ。病苦には、一緒に付き合うしかない。それがささやかながら最大の支援になったりする。2025/11/08

必殺!パート仕事人

3
通院のために有給休暇を取りたいと言い出せない、のかぁ。自分の職場は恵まれている。先輩たちが作ってくれた道だと思う。この本でも「5程度の配慮を得られたら100の働きをすることができそう」とある。鈴木さんの脳の話と同じ。青木さんは明石市役所に勤めていたのか。市長が子育て支援に舵を切った頃で、明石駅を降りたとたん「子ども産まないの?」の圧を感じていたそう。わかる気がする。2025/10/16

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