- ホーム
- > 和書
- > 芸術
- > 絵画・作品集
- > 絵画・作品集(日本)
出版社内容情報
中原淳一が創刊した『それいゆ』は、戦後のまだ物資の乏しい中、若い女性に「美しく生きる」ためのさまざまな提案を行い、希望の光を当てる文字通り太陽のような雑誌でした。
表紙や挿画は中原自らが描いていますが、その内訳は服飾ファッション、ヘアスタイル、インテリア、小物の作り方手順、小説の挿絵まで、実に多岐にわたります。まだカラーページが貴重だった時代で、大半はモノクロの線画ですが、ペンによる線描は少女漫画にも通じる流麗で繊細な味わいがあります。その数は膨大で、中原の没後に多数刊行された関連書籍に一度も掲載されたことがない挿画が数千点存在しています。
本書は創刊80周年を迎えた『それいゆ』を中心に、主に雑誌用に描かれた挿画の原画から厳選した作品集で、収録作品の大半が単行本初掲載となります。本書では経年変化による傷み汚れも原画の風合いとしてそのまま掲載。色指定でカラー化して雑誌に掲載された挿画もモノクロでご覧いただけます。
【目次】
●物語の挿絵
●ファッション・イラストレーション
●インテリア/生活の知恵
●初期の習作
●未公開ラフスケッチほか
内容説明
本書は中原淳一が自ら創刊した雑誌「それいゆ」の創刊80周年を記念して、中原が描いた原画をそのままの状態で掲載した、これまでにない作品集です。経年による変色や傷み、入稿時の指示書きは風合いとして残し、雑誌には製版で着色して掲載された作品もあえてモノクロの状態で掲載しました。大半が書籍初掲載となる収録作品の中心はモノクロの線画で、中原作品の魅力の真髄はこの線画にあると言えるでしょう。ペンによる中原のモダンでシャープな線描は、その後のイラストレーションや少女漫画の表現にも影響を与えています。
目次
1 少女たち
2 スタイル画
3 顔
4 生活様式
5 挿画
6 スケッチ
7 初期作品
宇野亞喜良 寄稿
マツオヒロミ 寄稿
著者等紹介
中原淳一[ナカハラジュンイチ]
1913‐1983。1913年、香川県に生まれる。昭和初期、少女雑誌「少女の友」の人気画家として一世を風靡。戦後まもない1946年、独自の女性誌「それいゆ」を創刊、続いて「ひまわり」「ジュニアそれいゆ」などを発刊し、夢を忘れがちな時代の中で女性たちに暮しもファッションも心も「美しくあれ」と幸せに生きる道筋を示してカリスマ的な憧れの存在となった。活躍の場は雑誌にとどまらず、日本のファッション、イラストレーション、ヘアメイク、ドールアート、インテリアなど幅広い分野で日本における先駆的な存在となる。その卓越したセンスと普及のメッセージは現代もなお人々の心を捉え、幅広い世代から人気と支持を得ている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。




