出版社内容情報
写真表現は“考え方” で高まる!
スマートフォンやデジタルカメラで現実を複写したかのような鮮明な画像に何かもの足りなさを感じ始めた人が本格的に自分の写真表現の世界へ入っていくための考え方を解説しました。写真で表現するためには、何をどのように撮れば良いのか、そのためには何が必要なのか、考えれば考えるほど写真への興味がどんどん膨らんでいく楽しさとその方法を伝えます。上手く撮るための技法ではなく、自分の写真表現を見つけて写真力をアップするための「考える写真」の大切さを提案します。
内容説明
写真表現は“考え方”で高まる!次のステージに実力アップするための写真を撮る、見る、見せるヒント集。
目次
第1章 何のために、何を撮るのか(なぜ写真を撮るのか撮る目的を持つ;肉眼で見る、写真の眼で見る;情報、知識を整理して自分の発想を持つ;さまざまな経験が写真のセンスを磨く;常に自由な表現者でいること)
第2章 作品を作る撮影の基礎(「ベストカメラ」の評価は使う人が決める;カメラを変えると写真が変わる;自分の適正露出を決める;絞り値で変わる描写を読む;シャッター速度による効果を使う;液晶モニターは画像を確認する装置;カメラのフレームは撮る人の構図;カメラアングルは主張する;交換レンズを駆使して撮る;短焦点レンズ1本で撮る)
第3章 ステップアップ写真力(「上手い撮り方」の型を自分流に変える;思いついたことはなんでもやってみる ほか)
第4章 写真を発表する方法(SNS時代の自由な表現方法;どのようなプリントを作るか;写真の構成・組み方を考える;写真コンテスト・公募展に応募する;小さな写真展のすすめ;ZINE・写真誌を制作する)
著者等紹介
丹野清志[タンノキヨシ]
1944年福島市生まれ。東京写真短期大学卒。写真家。1960年代半ばより日本列島各地の都市と農漁村を巡る旅を続け、見聞きしたことを雑誌、単行本、写真集で発表している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。