出版社内容情報
スポーツ紙やネット記事でもその言葉をよく目にするようになった「セイバーメトリクス」。野球を統計学によって分析し、選手をより正しく評価したり、ゲームに勝つための最善策を取るために活用されるデータ分析のことです。
OPS、WAR、FIP、UZR、奪三振割合、バレルゾーンから、打球速度・角度、ボールの回転数・回転軸、スプリントスピードまで、セイバーメトリクスの代表的な指標や、セイバーメトリクスによってもたらされた今では当たり前となった考え方まで、二刀流・大谷翔平選手や日本のプロ野球選手の実際の数字をもとに、わかりやすく解説します。
仲間との野球談議で知ったかぶりをしたいあなたも、より深く最新の野球を学びたいというあなたも、また実際にプレーしている野球少年や野球中年の皆さんも、ぜひ一読してみてください。この本を読めば、野球に対する見方が大きく変わるはずです。
内容説明
防御率や打率、打点からは見えない、選手の本当の実力がわかる!
目次
プロローグ 大谷に注目すればセイバーメトリクスを理解できる
投球編 本当に実力のある投手は誰?
打撃編 歴史に残る打者はどこがすごいのか?
手備編 守備力はチームの成績にどれほど影響するのか?
走塁編 データがあきらかにする走力の影響度は?
エピローグ チームや選手の成績は予測できるか?
著者等紹介
岡田友輔[オカダユウスケ]
統計的な見地から野球の構造・戦略を探るセイバーメトリクスを専門に分析活動に取り組む。2011年にスポーツデータの分析を手掛けるDELTA(デルタ)を設立。2016年に集計・算出したデータを公開する「1.02‐DELTA Inc.」を開設
大南淳[オオミナミジュン]
ストップウォッチによる時間計測など、地道なデータ収集からの分析に取り組む。DELTAではアナスリトを務める傍ら、分析記事の作成、編集なども担当する
宮下博志[ミヤシタヒロシ]
学生時代に数理物理を専攻。野球の数理的分析に没頭する。近年は物理的なトラッキングデータの分析にも着手。MLBでのデータ分析の最新動向にも精通している。2021年にDELTAに加入(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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ma-bo
きみたけ
kuroma831
あまみっく
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