ちくまプリマーブックス<br> 二つの風の谷―アイヌコタンでの日々

ちくまプリマーブックス
二つの風の谷―アイヌコタンでの日々

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  • サイズ B6判/ページ数 200p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784480042149
  • NDC分類 K316
  • Cコード C8336

内容説明

「あんたはこの村では少数民族なんだから大切にするよ」北海道二風谷のアイヌコタンでの生活は、萱野茂氏の歓迎のことばではじまった。アイヌ文化保存のため精力的に活動をつづける萱野氏が二風谷に開設したアイヌ語教室。その講師になって14年、著者はこの地で何を見、何を考えてきたのか。人びとの暮らしはどんなふうに変わったのか。

目次

1 二風谷へ(二風谷まで;二谷風の人びと ほか)
2 アイヌ語教室(アイヌ語の学習;自然 ほか)
3 外からの視線(研究者;アイヌ語研究 ほか)
4 受け継ぐ人びと(ちえ子さん;フチたち ほか)
5 シャモ(「アイヌケミアン」;私のいる場所)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Ayano

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退職された方にいただいた本。タイトルの「二つの風の谷」は漢字だけにすると「二風谷」になっている。アイヌやアイヌ文化には全く詳しくないけれど、和人=日本人との考えしかないまま暮らしている時間の方がはるかに多い私にとって、同じ和人の視点から捉えたアイヌの言語・芸術・暮らし・双方の葛藤が読みやすかった。考える・考えさせられる視点が多く、刊行から27年経った今はどうなっているんだろうと気になった。2024/10/01

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