内容説明
独自の作品世界でファンを魅了する多田由美がiPad Pro&Apple Pencil+Procreateで描くマンガテクニックを解説。
目次
1 iPad ProとProcreateについて(iPad Proとの出会い;iPad Proのラインナップについて ほか)
2 多田流人物描写と背景描写(人物を描く(全身)
人物を描く(顔) ほか)
3 Procreate技法解説1(カラーイラストを描く)(ブラシの選択と設定;レイヤーの切り替えとモード設定について ほか)
4 Procreate技法解説2(コママンガを描く)(シナリオとレイアウトとコマ割り;頭の中で映像作品を作る ほか)
5 対談 青木俊直×多田由美
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
てんてん(^^)/
12
レッドベルベットを読んだ流れで思わず買ってしまった。多田由美イラスト集としても楽しめ、漫画の制作過程も知ることが出来てとても面白かった。しかし漫画もデジタルの時代だなと痛感する。アシスタントはテレワークで分業出来て、作家も同時に作業を進められる。入稿もデジタルでスムーズに出来るだろう。しかもiPadなら、どんな体勢でも、どんな場所でもスケッチブック感覚で描くことが出来るだろうし、これに慣れたら紙とペンには戻れないだろう。もはやイラストも描かないのにムダにiPadが欲しくなる。(笑)2021/08/24
ゆーすけ
5
Procreateを導入したもののどうもピンとこず、しばらく眠らせていたのを3年振りに起動。そんな中、本作が発売されると知り発売日前日の告知で知り、「Procreateの技法書かあ」くらいの軽い気持ちで手に取ってみたら、多田由美先生のイラスト、漫画制作に関わる一切が記されており、「これは素晴らしいものだ!」とすぐにレジへ持ち込みました。Procreateに限らず、お絵かきツールは絵を描くことに特化した機能がたくさんあるのだなあ、と気付かされた一冊でもあります。大変おすすめ。2020/10/15
ギンジ
4
借り読み。プロのお仕事ですね~、イラストも惚れ惚れします。いざデジタル化にしても、それを維持・管理していく人間側の性能が足りないと、全くの無駄作業になってしまうのが怖い。それはさて置き(職場のグチになりそうやった(;'∀'))Apple Pencilを使った描き心地ってどんな感じなのでしょうね。機会があれば触ってみたいProcreate…。いや、ちょっと遊んでみたいだけです。ってか、PCにillustrator入ってんじゃん!まず今あるものを勉強しよう私。2021/10/12
ぴーたん
2
同じプロクリエイト使っててもこんな素敵な絵は描けないーーー!!ですが、多田先生が構図などめちゃくちゃロジカルに、意図を持ってデザインしていることが分かりました。あと、映画みたいにシナリオ作ってネームは作らないとか色んなやり方があるんだなと。モノクロマンガもプロクリエイト使ってるのも目ウロコでした。見てるだけでウキウキする良本。2022/08/06
素麺
0
消失点のことをそもそもよく分かっていない私には難しい本かった。プロクリエイト初心者には、解説の単語も意味がわからなそう。ただ、色の重ね方や構図のとり方、プロの頭の中はこんな感じなんだ!読める本。作品も素敵だし、インタビューやコメントを読むとプロクリエイトを使いこなすには根気と努力が必要だと再認識でき、マスターへのやる気が出る。2024/07/29