光文社新書<br> ヘーゲル哲学に学ぶ 考え抜く力

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光文社新書
ヘーゲル哲学に学ぶ 考え抜く力

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  • サイズ 新書判/ページ数 280p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784334045852
  • NDC分類 134.4
  • Cコード C0210

出版社内容情報

「考え抜く力」は人生100年時代の「社会人基礎力」である。19世紀ドイツのヘーゲル哲学が、21世紀のビジネスに効く理由とは?

内容説明

本書の目標は、十九世紀ドイツの大哲学者・ヘーゲルの哲学を通じて、読者の皆さんが「考え抜く」ことの重要性を実感し、その経験値を積むことにある。「考え抜く力」は哲学の基本スキルである一方、これからのビジネスに欠かせない実践的スキルでもある。そして、考え抜くために必要なのは「結論が出ない苦しみに辛抱強く耐える」能力だ。本書では「生き方」「学問」「存在」「本質」「認識」「歴史」という六つのテーマに則して、ヘーゲルがいかにして「考え抜く」ことを成し遂げたかを見る。この思考を通じ、真に新たな価値を創造できる、人生一〇〇年時代の社会人力を身につけることができるはずである。新進気鋭のヘーゲル研究者が二十一世紀のビジネスパーソンに贈る、実践的哲学新書。

目次

第1章 「生き方」を考え抜く
第2章 「学問」を考え抜く
第3章 「存在」を考え抜く
第4章 「本質」を考え抜く
第5章 「認識」を考え抜く
第6章 「歴史」を考え抜く

著者等紹介

川瀬和也[カワセカズヤ]
1986年、宮崎県生まれ。宮崎公立大学人文学部准教授。2009年、東京大学文学部思想文化学科哲学専修課程卒業。2014年、東京大学大学院人文社会系研究科博士課程修了。博士(文学)。専門はヘーゲル哲学、行為の哲学。東京大学大学総合教育研究センター特任研究員、徳島大学総合教育センター助教などを経て現職。日本ヘーゲル学会理事。2017年、論文「へーゲル『大論理学』における絶対的理念と哲学の方法」(『哲学』第68号)にて日本哲学会若手研究者奨励賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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venturingbeyond

36
新進気鋭のヘーゲル・プロパーの手による素人のためのヘーゲル入門。晦渋で難解なヘーゲルの思考の要点を、「生き方」・「学問」・「存在」・「本質」・「認識」・「歴史」の6つの切り口で、平明に解説。想定される読者へ向けて、詳細な論証の過程の叙述を回避し、ヘーゲルの思考スタイルの特徴を示すのに専念しているため、論旨自体を理解するのは難しくないが、哲学を扱う著作でロジックを追う部分が割愛され過ぎているところに物足りなさも感じてしまう。この部分のボリュームを増やしたら…というのは、無い物ねだりだろうか。2022/04/13

めんつゆ

23
全編通して「絶対の真実は無いはずだから(一緒に)考え続けよう」という、素敵な読書体験だった。特に第六章の「歴史」についての内容はほんとそうだよなあと。まあ意識的・無意識に関わらず人は色々な人の影響を受けながら(その快・不快に関わらず)行動しているものだとは思う。辿っていくと私も過去現在の無数の人たちの影響の連鎖を受けてここに立っているのかもしれない(普遍性はあって当然か)。そういう意味では今生きている私たちは現時点で人類史の集大成であり得るか。…今はまだここまでか2022/03/10

パット長月

17
帯に「これからのビジネスに必要なのは哲学だ」なんてあって、いかにも胡散臭いが、入門書をかじった異分野ライターによるやっつけ仕事の類ではなく、ヘーゲル哲学の研究家による、ちゃんとしたヘーゲル哲学の解説書である。ただし入門的知識は最小限に抑え「ヘーゲルの気持ち」を知るための背景とごく限定された項目を、ビジネスや時事的な具体例を挙げて丁寧に説明している。おかげでヘーゲルの本来の思考が、現実離れのエキセントリックなものではなく、むしろ飛躍を嫌う現実的なものらしいことがわかった。著者のより本格的な入門書を期待する。2022/10/02

MIHO

7
普段読まないタイプの本を読むって 普段使わない脳の部分が刺激される感じがする。「『スッキリしない思考』を放棄しないことこそ、考え抜くということだ。」2023/06/02

のら

6
日向坂46影山優佳さんの紹介本。ヘーゲルの哲学を通じ、現代を生き抜くためのヒントを探ろうという1冊。ヘーゲルの哲学はカントから影響を大きく受けている。そこで本書ではカントの哲学を参照しつつ、それと対比する形でヘーゲル哲学を見ていく。本書が面白いのは、ヘーゲル哲学の「どっちつかずの姿勢」「考え抜く力」を実際に活用しようという姿勢にある。哲学の話を実際に活用しようとするため、哲学の抽象的な話がリアルな具体的な話となり、それに伴いヘーゲル哲学の理解も進む。哲学についての門外漢でも興味深く読み進めることができた。2023/04/15

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